夏の風物詩、花火を楽しむ各地の花火大会。
浴衣を着てうきうき出かけたことを楽しく思いだします。
かなり遠い目をしながら。
この季節になると夜は浴衣を着て出かけたいですよね。
あ、でも、、浴衣ってまだいいのかな??
ちょっと気になるこの年齢。
世間的にはどうなの?!
花火に浴衣を着ていきたいけど年齢制限が気になる 何歳まで着ていい?
結論から言わせていただきますと、年齢制限なんてありませんよね。
サイズが違うだけで、それこそ年配の方は直して着たりします。
幼児が着るような白地に蛍光色の帯(兵児帯)の浴衣も若い女の子は平気で着ます。
逆に、若い子が落ち着いた配色の浴衣で練り歩く姿はわりとかっこいいですよね。
私は地元でたまたま大きな花火大会が毎年催されるのでこの年齢でも(40代です)3年に1回くらいは浴衣で花火を楽しんだりします。
近所の人も同世代ママ友も世代差がある職場の友人なども浴衣を楽しんでいて見かけて挨拶するとそこから浴衣の褒めあいなんかが始まったりしますが年齢による制限は全く見えません。
思い思いの衣装を楽しむのは悪いことではありません。
それに花火大会に浴衣というのも今や日常のような常識のようなものになっているのではないでしょうか。
浴衣の大人の着こなしを考えてみる
年齢による制限はないと書きましたが、浴衣を着る時は年齢に関わらずそれなりに気を使うものですよね。
せっかく浴衣を着ているのに洋服を着ている時と変わらない所作では何をするのも興ざめでかっこ悪いです。
着こなすと派手にする、盛る、とは全く違うことを意味します。
浴衣を着るということは一枚の写真の中の様な「静」の世界に流れる感情の動きを読むような静謐な時を感じるのです。
そこにそぐわない動きは全てを台無しにしてしまいますよね。
大人の着こなしとは「考えて着る」ことなのです。
普段から着物を楽しんでいらっしゃる方から言わせれば花火大会に着ていくゆかたなんて部屋着みたいなものだとか、
襦袢ぐらいは着た方がいい、や裸足に下駄は恥ずかしいなどの意見もチラホラあるようです。
そういうことを考えますとそちらに従ったようにしていくのも悪くはないことです。
浴衣を選ぶときの年齢に合った色や柄はどんなの?
少しでも気になるようなら年齢なりの落ち着いた装いを考えてみるのはいかがでしょうか?
パッと見「かわいい!」「素敵!」と言われる浴衣を着たいし選びたいですよね。
年齢制限もないとはいえあまりにも年齢にそぐわぬ浴衣では気持ち悪いです。
年代別にお勧めとちょっとしたポイントを紹介します。
《20代》
落ち着きすぎない色を選ぶ。せっかく若いので選べるうちは選びましょう(笑)
現代風すぎたり、ポップすぎたりすると優雅さやしとやかさが無くなってしまうのでなるべく抑えたものを選びたいですね。
《30代》
色数を抑えて選ぶ。
何色も選ぶとがちゃがちゃしすぎて落ち着きがなくなってしまうので少し抑えましょうということですね。
大人の一歩です。
色的には紫系が似合う年代です。
《40代》
古典柄を試しましょう。
小柄の上に大柄を主張するような柄ですとか、むしろ冒険世代だと逆に粋に見えます。
色的には臙脂色がおすすめです。
大人世代の浴衣選びのポイント
色
先に述べた紫、臙脂の他に、藍色、白、紺などもお勧めです。
ただし、白地は涼しげでよいのですが、透けやすいので肌着と見た目本物の寝巻に近いので、挿し色、柄に注意したいところですね。
ぼかしてあるものは優しい印象を与えますし、同色系の柄を合わせることで立体感を出したり、ストライプの上に柄を乗せることで、やはり立体感、また凛とした印象を与えます。
素材
綿だけでなく、麻や、絹などが入っていると高級感が増します。
染め
絞りや、ちぢみ、紅梅、絽などもちょっとした差が見えてよいです。
浴衣年齢のまとめ
その時々で目的に合わせてそれこそ洋服のように楽しんで浴衣を選べたら素敵ですよね。
(昔の人はそうでしたね)
せっかく着る機会があるなら年齢など気にせずどんどん冒険して楽しんでいいと思います。
見るだけでなく、着てみたらこんな印象!のような発見を私も期待して着ようと思います。
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