無洗米とは?
あなたは使ったことがありますか?
なぜ普通のお米と違ってとがなくていいんでしょう?
普通のお米と違うの?
なにか加工がしてあるの?
薬品が使ってあるの?
もしかして体に悪いのかな?
何気なく使っていた無洗米ですがどういうものなのでしょうか。まとめてみました。
無洗米ってどうやって作るの(加工など作り方)
お米って玄米だと精米しますよね。
普通に置いてある精米機で精米すると「肌ぬか」という粘着性の強いぬかがまだお米に残るんです。
その「肌ぬか」の残った状態のお米を洗って「肌ぬか」を落としたお米をいつも食べているのです。
無洗米はその肌ぬかを取り除いた状態のお米のことを言います。
肌ぬかをとる方法はいくつかあります。
BG精米製法(ヌカ式)
肌ぬかの粘着性を利用してはがし取ります。水を使いません。取れたぬかは肥料として使います。
TNWP(タピオカ式)
精白米に少量の水を加え、タピオカに付着させて取り除きます。水を使うのでしっかり乾燥させます。
水洗い
精白米を水で洗って肌ぬかをとり、短時間で乾燥させます。
その他、研磨など
ブラシや不織布、研磨機でなどでお米をこすって肌ぬかをとる方法です。
水を使わないので乾燥はなし。
どの製法も薬品などは使ってなく、安全のようですね。
無洗米を使うメリットとデメリット
まず無洗米最大のメリットは洗わなくていいこと。
お米を研ぐ行為はなかなかめんどくさ、、いや手間です。
それがなくなるのは大きなメリットだと思います。
炊飯器に水と一緒に入れて炊くだけ。楽です。
それなら栄養はどうなんでしょうか。
もともと洗わなくていい無洗米は、機械できれいにしてあるから栄養が少なくなっていたりしないのか。
無洗米の協会基準は手で4、5回研いだ程度と同じだそうです。
家庭でお米を研ぐのとそう変わりません。
お米に含まれる水溶性のビタミンB1やナイアシンは水でお米を研ぐと流れていってしまうのです。
水を使わない工程の無洗米には、普通のお米を家庭で研いだときと比べると倍近く残っていまるといわれています。
ではありますが、一日に必要な量に対しては微量です。
主成分の炭水化物やたんぱく質は普通のお米と変わりません。
ということなので、普通の精白米と比べると無洗米の方が少しだけ栄養素はあるということです。
そして、酸化されやすいぬかがついてない分無洗米の方が鮮度が落ちにくいとされています。
なんかすごいメリットが盛りだくさんの無洗米にデメリットはあるのか??
値段が少しお高めだ。
普通のお米よりも何百円程度なら無洗米だし、と思って買うのかなぁと感じます。
でも普通のお米の5キロと無洗米の5キロは、無洗米のほうが少し量が、米粒が?多いんです。
普通のお米はまだ洗ってないからはだぬかがついてる一方、無洗米ははだぬかがもうとれてるからです。
そこを少し考慮してもいいかもしれません。
無洗米、種類が少ない。
すべての品種に無洗米があるわけではないと思います。
いつも同じ銘柄を食べてる、こだわりのある方には向かないのかもしれません。
無洗米のおいしい炊き方のコツ
無洗米はおいしくないという声もあります。
それは水加減に原因があるかもしれません。
お米を計量するとき、普通のお米と同じカップで計ると無洗米は肌ぬかがとれている分普通のお米よりもカップに多く入ります。
いつもより少し多めの水を入れてお米を炊きましょう。
5%から10%程水を多めにします。
無洗米専用の計量カップもあるそうです。
そして30分ぐらいは水に浸します。
これは無洗米に関わらずおいしいごはんを炊くために必要だそうです。
このように水加減に気をつけて炊くと普通のお米とかわらずおいしいごはんになります。
無洗米についてまとめ
これからは無洗米を安心して使ってもらえると思います。
保管は普通のお米と同じで清潔な容器に入れたり、袋のまま密閉して直射日光の当たらない涼しいところに置きましょうということです。
あなたの食卓においしいごはんを!
それでは。